風は南から・・

図書館に行ったら
中島みゆきさんの本があった

読んでいて思い出したこと
思い出したというか
ずっと感じていたことなんだけれど

ヒトは自分に都合のよいように読む
っていうこと

わたしの書いたものを読んでくださった方から
たまに感想をいただくことがあります

「だんなさんのことが大好きなんだね」
というのがあれば
「だんなさんとうまくいってないんだね」
というのもあり

それぞれの方が
どこを読んでそう思われたのかわからないのだけれど
読む人によって受け取り方が違うんだな、と
ちょっと気をつけないと、と
思ったことでした


国語の試験でよくあった
ヒトの心情を問う問題
「このときの○○○の気持ちを答えよ」
あれって
今もあるんでしょうか？

わたしはこういう問題が大嫌いだったんだけど
不思議といつも○をいただいていて
でも
本人に聞いたの？
って、いつもあまりうれしくなくて
少し複雑な思い

たぶん問題を作った人か
採点をする人と
考え方が似ていたのでしょう
作者の考えとは関係なしに

　
高校の国語が
受験科目でなかったら

北海道のどこかで
中島みゆきさんが
教壇に立たれていたかもしれないという想像をして
ちょっとわくわくした

でも
そうしたら
こんなにたくさんの
素敵な唄を聴くこともなかったのかな


探していた本は見つかりませんでした

あなたにおススメの記事